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シンポジウム参加者からの反響 |
「心のノート」に見る閉塞感と、その打開法 /
思春期と更年期のホルモンバランスと心理 (2006.8.26) に参加して
■「心のノート」──教育という名のもとに人の「こころ」に踏み込み、覗く行為は人権に関わる行為です。個性重視というなら、子どもたちの個性を、自分の目で見て、耳で聞き、話しあえるといった、その子にあった方法で、社会に送りだしていくようにすべきです。
■初めて参加しました。知りたかったこと、今後の生活に役立てること、学校で活かせることが多く、とても充実していました。きちんと意識していないと、危ない世論や意見に流されてしまう……子どもに関わる仕事なので、自分自身がしっかりしなくてはと思いました。
■「性を語る会」のシンポジウムに参加すると“元気”と“勇気”をもらうことができます。学校現場は年々締めつけが厳しくなり、伸び伸びと生徒を育てられなくなっています。負けないように頑張りたいと思います。
■日頃あまり聞くことの少ない視点の話を伺うことができました。「ババァ発言」についても、もっと資料を読み、知りたいと思いました。マスコミの伝え方次第で、市民の感情がコントロールされてしまうことを再確認しました。
■石原都知事の「ババァ発言」が、棄却された経緯を聞き、腑に落ちません。「不特定多数の女性に“ババァ”と言っているんだから個々への影響は希薄化される」との判断に怒りを感じます。高齢者社会の日本国は、「ババァ」と呼ばれる数は男性よりかなり多いはずです。ということは『かなり多くの女性を対象とし、そのすべてを軽蔑した』と、判断しなかったのか? とても疑問です。男性の裁判官が裁くからでしょうか? 司法の世界にもっと人権意識が欲しいです。
■石原都知事の「ババァ発言」の報告を聞いていて感じたことは、人として生まれたら、人として死ぬまでの間、何をするのか──人として生きていることは「考えること」だと思います。そして、悩んで答えを導きだしていくことに意味があると思う。女性として、結婚する、しない、した、しなかった、できなかった、子を持った、持てなかった、また持つつもりがなかった、それは女性の選択であり、他者に言われることではないはずです。
■「ホルモンバランス」ついて、男性より女性の方が急激に症状としてでやすい分、コントロールできにくく大へんと思っていましたが、きょうのお話で「だから分かりやすい」の言葉に、「あーそうなんだ」と思えてよかったです。いろいろと考える時間がもて、とても有意義なシンポジウムでした。
■「更年期」に希望と明るい未来を感じ取れる内容で、元気になれました。すべてはホルモンの作用で起こる、からだの変化……これからは、その、ホルモンとうまくつきあいながら、「黄金の季節」を送りたいと思いました。
堀口ご夫妻の女性・男性の立場から語られる、ホルモンによる二次性徴から更年期、そしてその後二人の生き方と、盛りだくさんの情報をありがとうございました。
■雅子先生の「ヤマアラシ」のお話が面白かったです。“親しい仲にも礼儀あり”で、夫婦の間にも適当な距離を置かなければ……と感じました。それでいて“お互いの更年期をいたわりあう関係性”の大切さも、よくわかりました。感謝!
■先ほど、伊藤さんの話ででた河合隼雄さんは、ある程度きちっとした仕事をした人です。ユング派※を日本へ持ってきて、そういう意味で日本の心理学の中では、かなりのいいセンをもっていた人です。その人がほんとうに「心のノート」を作ったんだろうかと疑問に思いました。
「心のノート」には教師用の指導書がついていますが、そこには、いろんな人の名前がでています。そういう人たちが集まってガラガラやっているうちに、声の大きい人が主張するあのセンで、まとまってしまった。それがどういう形でとりあげられたかは、問題だけれど、河合さんは、いわば声の大きい人びとに担がれてしまったのでは? と思いますが……。堀口貞夫(当日の講師です)
「障害者自立支援法」は、どう展開されたか?(2006.7.22) に参加して
■「総合教育」「共育」「特別支援教育」……同じ言葉でも、立場によってねらいがこうも違うものかと思いました。「区分」という言葉がショックでした。私の生活の中で「区分」という言葉はありません。使うとしても「物」に対してです。「人」に使われていることは、その感覚に悪寒さえ覚えます。
■今回も「世の中、どうしたらよくなるか」とマイノリティの話題をとり上げてくださってありがとうございました。 とても勉強になりました。特に、シンポジストの海老原宏美さんにお会いし、とても輝いていて、嬉しかったです。どうしたら、あんない明るく元気や勇気が湧いてくるのでしょうか。たくさんの勇気をいただきました。
やっと、7月20日に子どもの(高校1年)の1学期が終わりました。親が介助に入らなければならず、クタクタに疲れ果てての参加でしたが、元気と勇気のエネルギーをたくさん頂きました。もっともっと、輪が広がることを願っています。■ 同じこの世に住んでいるのに、お隣さんのことが見えないことがある。きょうは、私のあまり気づかないお隣さんのことを知り、私の人生観が広がったと思いました。
■はじめてのシンポジウムでしたが、たくさん、人がきて楽しいトークというか、発言があったので、よかったです!
■私の周りには会話やコミュニケーションがうまくできなかったり、「なんで、このタイミングでキレちゃうの?」とか、攻撃的であったりとさまざまな子どもやおとながいます。きょうの、お話を聞いて、一人ひとりとの接し方のコツを、失敗しながら気まずい思いをしながら体得していくことが必要だなぁ、地域で生きるっていいなぁ、と思いました。
■アーニの皆さん、きょうはアットホームな素敵なシンポジウムに呼んでくださってありがとう。いろいろ新しい出会いもあって、貴重な体験をさせて頂きました。これからもお互いに、さまざまな分野での活動を展開していきましょう。 (海老原宏美)
シンポジウム 中学・高校生の性感染症と中絶(2006.3.18) に参加して
■性教育バッシングがエスカレートしている現在、おとなは子どもたちが“性=生”について、すごく知りたがっていることを解っていない。性について悩んでいる子どもたちが多くいることを解ってほしい。この事実を保護者も理解してほしい、そのためにいま、自分にできることをよく考えていきたい。今回の佐々木さん、小竹さんの現場での、患者への思いやりと実践を聴いて、「まつしま病院」のような素晴らしい病院が近くにあるといいのに!と思いました。
■「好き」という感情の成熟プロセスなしに性交してしまう10〜20代の若者に、自己決定、自己肯定感、相手を思いやる感情・感性があるのか、それを教わる、学ぶ環境があるのか、気がかりです。「夢」をもった恋愛ができるように、「人権」「感性」を育てるのは性教育です。人間として自立するために、社会の一員となるために、お互いバッシングに負けないようにしましょう。
■いまどきの中学生って「つるん」とした印象があります。葛藤を乗り越えてこそ、心の成長があるのに! と思いますが、「いい子」すぎる子が多い。噴き出す衝動を自己規制してしまった結果、後のち、ひきこもりなどの影響がでてしまわないかと心配です。
■アダルト・ポルノは男性本位。「これはウソの情報だよ。ふつうじゃないことをしているから売れているんだよ」と、子どもたちには伝えています。女性の人権が守られていない、性暴力そのものがポルノだと、子ども、男たちに伝えるべきだし、女性も自分を大事にすべきです。私だったら、怒りまくる!なじって別れる!相手が好きだったら人権の講義をしてやる!──ときょうの話を聴いて痛感した。
■ポルノ批判、男女平等、男女共同参画社会、均等法、夫婦間のセックス──これらすべてに、反発するのは男性。人権が尊重される社会にしようとすると反発するのは男性中心の社会だからです。そんな社会で女性が「子どもを生みたくなる」「育てたくなる」ワケがないのです。
北沢さんの授業を受けた子どもたちが、希望とウキウキ・ドキドキ、胸をふくらませた交際をして、自分とパートナーを大切に思う結婚(共同生活)ができる世の中になるよう、女たちの夢(希望)をどんどん広げていけば、明るい社会になるでしょうにね。
■ビデオ『二次性徴Q&A』で「やりばのないモヤモヤ、イライラ、ムカムカ」を中・高生対象にとりあげてほしいと思いました。爆発しそうなものなんだ、そういう時はどうしたらいいか、心の面の思春期を子どもたちと一緒に学びたいと思います。子どもの思春期を受けとめ、共に悩み育つことで、子どもと親の「人としての信頼感」が築けると思うのです。
■子どもたちが「自分で自分のからだを守る」ために、必要な知識をおとなが与え、発信していくことが重要だと思った。子どもの個々の問題、不安、安心を聞いてあげられるおとなが近くにいるといいと思う。
■日常生活をきちんとする、自分の身体に関心を持つ、自分の身体を守る。そして、女性の自立こそが男性と対等の立場に立ち、発言につながる──今後の教育に活かしていきたい。
■10代に限らず、望まない妊娠をして中絶をした人がネガティブにならないようなサポートができたらと強く思いました。その経験が、今後の人生を強く生きる土台になれるような、そんな、メッセージを伝えたいです。